ドキュメントレビューの実際

(1)概念

ここで、ドキュメントレビューというのは、収集されたデータを処理し、関連性や秘匿特権の有無を調査し、分析する作業(処理・レビュー・分析)のことをいいます。

レビューとは、収集されたデジタルデータの内容により、分類・分析する過程といえます。この過程は、現時点においては、弁護士等のレビューアーによって、分類(タグ付け)される過程を中心に、それまでの準備段階としての重複処理・検索語処理などの処理段階、分類後に証拠としての価値などから、具体的なドキュメントを分析する分析の過程などに分かれます。

(2)処理段階

この処理段階は、さらに、種々の作業があります。具体的には、①重複処理、②検索語等によるレビュー準備処理のプロセスなどです。

(3)タグ付け

これらの処理が終わったドキュメントは、最終的に50-200程度のドキュメントごとに「バッチ」といわれるドキュメントの束に整理される。これらのドキュメントの束をレビューアーがソフトウエアを用いてタグ付けをしていくことになります。

このタグ付けの過程が、レビューの一連のプロセスのなかでもっともコストも手間もかかります。

この過程について
①タグ付けの意義
(ア)タグ付けとは
(イ)関連性の有無
(ウ)ホット・ドック
(エ)非開示特権
②タグ付けの実際
(ア)レビューアー
(イ)レビューの場所
(ウ)レビューのソフトウエア
(エ)レビューのクオリティ維持
③レビューの今後
(ア)米国の動向
(イ)予測的タグ付け

などについて論じることができます。

これらについては、ビジネス法務2016年11月号で論じています。